吉本興業東京本社所属のお笑いコンビ「紅しょうが」は、2014年に誕生した注目の芸人たちです。メンバーは「熊元プロレス」と「稲田美紀」のコンビで、それぞれ個性的なキャラクターでファンを魅了しています。
メンバー紹介
熊元プロレス
熊元プロレスはボケ担当で、兵庫県神戸市出身。NSC大阪校35期の出身で、同期のゆりやんレトリィバァと風貌が似ていることでも知られています。芸名の由来は、プロレス経験はないものの、同期のつみきに名付けを依頼した際に「プロレスラーに居そうだから」または「他の芸人たちに舐められないように」という理由で名付けられました。
稲田美紀
稲田美紀はツッコミ担当で、大阪府和泉市出身。大阪府立泉北高等学校と関西外国語大学を卒業し、NSC大阪校33期の出身。彼女はダイビングのライセンスを取得しており、個性的なキャリアを持っています。
活動と受賞歴
「紅しょうが」は女芸人No.1決定戦 THE Wの7代目王者であり、2019年には今宮戎マンザイ新人コンクールの新人漫才奨励賞も受賞しています。2023年4月には活動拠点を東京に移し、ヨシモト無限大ホールを中心に活動しています。
芸風
彼らの主な活動は漫才であり、熊元が独特のツカミで「女子〜!」と呼びかけ、女子へアドバイスをするスタイルが特徴的です。
THE W 2023 優勝の瞬間
紅しょうがは、2023年12月9日に開催された「女芸人No.1決定戦 THE W 2023」で見事優勝し、一躍注目を集めました。この大会は過去最高の863組がエントリーし、異種格闘技戦として漫才・コント・ピンネタ・ものまね・パフォーマンスなど、幅広いジャンルが競演します。
熊元プロレスと稲田美紀は10年間の活動を経て、この栄誉を手に入れました。感極まった瞬間、稲田さんは「本当に優勝したのかなっていうくらい実感がない。涙は勝手に流れてましたが」と語り、熊元さんも「結成10年で、そのうち半分はTHE Wに出てるので、エゴサすると『レギュラー番組』って言われていて。ありがたいと思いながらも早く卒業できたらなと思っていたので、10年目で……」と感慨深げに振り返りました。
圧倒的な笑いの武器
紅しょうがの笑いの武器は、その“圧”です。圧倒的なパフォーマンスで観客を引き込み、審査員からも高評価を得て優勝に輝きました。優勝の瞬間を噛みしめつつも、紅しょうがの二人はこれからも進化し続けることでしょう。彼らのこれからの活躍がますます楽しみです。
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