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Xに飽きた人に朗報!新しいSNS「Bluesky」が話題に

 

SNSの世界に新たな風が吹いています。
X(旧ツイッター)の元CEOであるジャック・ドーシーが立ち上げた新しいSNS「Bluesky」が、ついに一般公開されました
このプラットフォームは、Xの代替として注目を集めており、すでに300万人以上のユーザーが利用しています。

Blueskyとは?

Blueskyは、2019年にドーシーによって発表されたSNSプロジェクトです。
ドーシーは、Xが抱える問題を解決するために、分散型のSNSを作ることを目指しました。
分散型とは、ユーザーのデータが一つの企業に集中するのではなく、独立したサーバーに分散されるという仕組みです。
これにより、ユーザーは自分のデータを自分で管理できるようになります。Blueskyは、2020年2月に招待制でサービスを開始しました。
しかし、2022年10月にイーロン・マスクがXを買収し、月額課金制や投稿数の制限を導入したことで、Xのユーザーの多くがBlueskyに移行しました。
Blueskyは、ウェイティングリストに登録するか、既存のユーザーから招待を受ける必要がありましたが、今年2月6日に招待制を廃止し、誰でもサインアップできるようになりました。

Blueskyの特徴

Blueskyは、Xとは異なるいくつかの特徴を持っています。
その中でも注目すべきは、フェデレーション機能です。
フェデレーションとは、ユーザーや開発者がプラットフォームを自由にカスタマイズできるという機能です。
例えば、ユーザーは、自分の興味に合ったユーザーの投稿を優先的に表示したり、ヌードや暴力などのコンテンツに対して「隠す」「警告する」「表示する」などの設定を選択したりできます。
開発者は、自分でサーバーを構築して、Blueskyのネットワークに参加したり、独自の機能やデザインを追加したりできます。
BlueskyのCEOであるジェイ・グラバーは、ワシントン・ポストのインタビューで、フェデレーション機能は「ユーザーの選択肢と自主性を高める」と述べています。
また、Blueskyは、他のSNSと連携することも可能で、メタのThreadsやMastodonなどのプラットフォームと相互に投稿を共有できます。

Blueskyの今後

Blueskyは、現在300万人強のユーザーを抱えており、同社によると、2月末までにフェデレーション機能を正式にリリースする予定です。しかし、Blueskyのページからは、投稿を行うユーザーの数が減少傾向にあることが分かります。これは、Blueskyがまだベータ版であり、バグや不具合が多いことが原因かもしれません。Blueskyは、Xの代替プラットフォームとして競合する他のSNSとも戦わなければなりません。メタのThreadsやMastodonは、Blueskyと同様に分散型のSNSであり、それぞれ1億3000万人と870万人のユーザーを持っています。これらのプラットフォームも、Xの変化に不満を持つユーザーの支持を得ています。X自体も、まだ強力なプレイヤーです。Xの月間ユーザー数は5億4000万人であり、そのうち2億2500万人が毎日アクティブに利用しています。XのCEOであるリンダ・ヤッカリーノは、Xは「世界最大のコミュニティプラットフォーム」であり、ユーザーのニーズに応えるために「常に進化している」と述べています。Blueskyは、Xに飽きた人にとって魅力的な選択肢ですが、まだまだ成長の余地があります。Blueskyは、ユーザーの声を聞きながら、より安定したサービスを提供できるように努める必要があります。Blueskyは、SNSの世界に新しい風を吹き込むことができるでしょうか?今後の動向に注目です。

 

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